DroidKaigi 2018 振り返り
DroidKaigi 2018
Androidの1年に1回のイベントで、
Elastic Team Buildingというテーマで登壇しました。
今年は、運営メンバーとしても活動していたのですが、
本ブログでは自分が登壇して得たものについて書きました。
まずは、登壇資料です。
Elastic Leadershipというオライリーから出版されている本があるのですが、
そのフレームワークを元に振り返り、また実践してみたことです。
かなりオススメです。
この本には以下の部分に関しては全く言及していませんでしたが、
私はそこが本質的な部分だと思っています。
テクノロジーにより”不確実性”が高まった世の中において、
生き残る行動指針はやはり、”変化”すること。
さて、登壇したことは貴重な経験になりました。
メリットは色々ありましたが、自分の中では
- 人に伝えること
- 自分の考えを整理すること
に関して大きな飛躍がありました。
人に伝えること
DroidKaigiで登壇することは、5分のLTと比べると準備の量が変わります。
そのため、プレゼン資料を作った後に、同僚2人にプレゼンし、フィードバックをもらいました。
双方ともに最初は、ネガティブなものでした。
改善すればいいだけなので、全く気にしませんでしたが、
相手がどう受け取るかということは考えているつもりで、見えなくなりがちです。
つまり、自分は人に伝えるという部分のフィードバックを上手く回せていないのだなと感じました。
今後は、普段人に伝える場面がある際には、必ずフィードバックを回せるような仕組みを考えようと思いました。
自分の考えを整理すること
何より、プレゼン資料作成中はめちゃくちゃ苦しかったです。
Elastic Leadershipも含めリーダーシップ系の本のみならず、
アジャイル、スクラムなどの開発手法も含めもう一度、
深く理解しようと通読しました。
経験を通した具体と構造化された概念を結びつける作業でした。
自分の経験から得たものを再現性を高めて、自分または他人の違う経験に活かしたいですし。
色々な角度から物事を見て、チームビルディングに対しての思考が更に深まりました。
反省していること
他の現場で働く知人、友人の話を事前に聞いておくべきだったというところでした。
私は、他の現場で働いた経験がないので、それを見聞きするだけでも、より濃く、意味のある話が出来たなと思いました。
特に、自分がこの登壇でやりたかったことの一つが、
ソフトウェアのチーム開発に携わる人が、"現場で実践すること"を持ち帰ること
だったので、現場の課題意識をより知っておくためにもやるべきだったと反省しました。
総じて
短いスパンでのアウトプットサイクルとDroidKaigiのような長いスパンでのアウトプットサイクルを自分の中でより多く回せることができれば、自分も成長できるし、聞いてくれる人にもいい影響を与えられるので、もう少し頑張ってみようと思いました。
- 作者: Roy Osherove,島田浩二
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
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